
A まず3つのタイプが考えられます。
2つ以上のタイプが混ざり合っていることもあります。
あなたは、どのタイプになるでしょうか?
- 生命を維持するエネルギーを摂取・補給する力が低下。
- 食欲・気力が低下している。
- 活力源が、枯れてきた。
- 摂取したエネルギーをうまく利用しきれない。
- 代謝がうまくいかない。
- 体力・持続力が低下している。
- 不要になった代謝産物を排泄・浄化する力が低下。
- 新陳代謝の力が低下してきた。
- 病気に対する抵抗力が弱くなった。
B 気・血・水のどこが変調しているか分かったら、
次のような対策を考えて見ます。
- 気(自律神経系)、血(血液・内分泌系)、水(腎・免疫系)に関係する
臓器の器質的な原因を調べて、西洋医学的な診断・治療を行う。
- 生活習慣や体質的なものを考慮してみる。
- 体質的な面より、機能的に失調を起こしやすく、ひいては、器質的に悪化していく
場合、機能的失調を起こしにくい療法をとる。
自然療法(食養・漢方・理学療法)も考慮に入れる。
C 食養(食事療法)の視点からも考えてみます。
- 何らかの原因(精神的・肉体的な原因)で「気」に影響が生じ、食欲も気力もわかない。
そのため活力源を摂取・補給することができない。
三大栄養素(炭水化物・脂肪・蛋白質)の不足がないか?
食欲を増進させる味・香りにも不足がないか?
滋養とスタミナ源が十分かどうか?
…などについて、考えてみる。
- アンバランスな生活習慣などが原因で、食事のバランス・栄養バランスが崩れている。
カロリーの摂取はできていても、それに伴って摂取されるはずの、ビタミン・酵素・ミネラル
などが摂取できていない。
そのため、代謝が円滑に働かなくて、体力・持続力が低下し、生活習慣病の原因をもたらしている。
…といった問題がないか、考えてみる。
- 炭水化物・脂肪・蛋白質などの栄養源・栄養素、酵素、ビタミン、ミネラル以外にも、
必要な栄養素がある。緑黄色野菜などの成分、微量ミネラル、野菜・果物など。
これらの物質が摂取不足になると、生体防衛、免疫、恒常性維持、体液代謝(水)が円滑に働かない。
生体に必要なエネルギーを維持する能力・抵抗力・抗病力の低下を考えてみる。